配偶者ビザの申請当日の流れ|窓口での手順から結果受け取りまで完全ガイド

配偶者ビザの申請当日の流れ|窓口での手順から結果受け取りまで完全ガイド

さむらい行政書士法人

書類の準備が整ったら、いよいよ入管(出入国在留管理庁)への申請です。「書類を提出すれば終わり」と思いがちですが、申請当日の流れ・審査中の対応・結果の受け取り方まで、知っておくべきことがいくつかあります。

この記事では、申請当日の窓口での手順から、審査期間中の追加資料への対応、結果の受け取り方、そして万一不許可になってしまった場合の対処法まで、一連の流れを分かりやすく解説します。

窓口申請とオンライン申請の選択について

配偶者ビザの申請方法は「窓口申請」と「オンライン申請」の2つがあります。オンライン申請は時間や場所を選ばず便利に思えますが、利用するためには事前に利用者登録が必要で、マイナンバーカード・ICカードリーダーなどの準備も求められます。年間何十件もの申請を行う行政書士ならともかく、一生に一度か二度の申請のためにこれらを揃えるのは手間がかかります。

現状では、ほとんどの個人の方にとって窓口申請の方がシンプルで確実です。 この記事では窓口申請の流れを中心に解説します。

申請前に自分の管轄入管を確認する

入管に行く前に、必ず「どの入管に申請すべきか」を確認してください。間違った入管に申請しても受け付けてもらえません。

  • 在留資格変更許可申請(国内でビザを切り替える場合):外国人配偶者と日本人配偶者が実際に住んでいる地域を管轄する入管が申請先です。
  • 在留資格認定証明書交付申請(海外から呼び寄せる場合):日本人配偶者が住んでいる地域を管轄する入管が申請先です。
  • 二人とも海外在住の場合:代理人となる日本人配偶者の親族が住んでいる地域を管轄する入管に申請します。「日本での予定住所地」ではなく、代理人の居住地が基準になる点に注意してください。

管轄入管の一覧は出入国在留管理庁の公式サイトで確認できます。

参考:出入国在留管理庁「地方出入国在留管理官署」

申請当日の流れ(窓口申請)

窓口申請は大きく3つのステップで進みます。あらかじめイメージを持っておくことで、当日慌てずに済みます。

STEP 1:入管に到着・番号札を取る

入管に到着したら、まず受付で番号札を取ります。ただし、入管によっては混雑する場合があります。例えば、東京入管(品川)の場合、待ち時間が2〜3時間になることは珍しくありません。

午前中の早い時間帯に行くと比較的スムーズですが、時間に十分な余裕を持って訪問することをおすすめします。

STEP 2:番号が呼ばれたら窓口で書類を提出する

自分の番号が呼ばれたら窓口へ進み、準備した書類一式を提出します。窓口の担当職員がその場で書類の確認を行います。

不備があった場合の対応は2パターンあります。

  1. 軽微な不備(書類が1点足りないなど)の場合
    その日は申請を受理してもらえる場合があります。「後日郵送で不足書類を提出してください」と指示されることもあります。
  2. 書類の不備が多い・申請書の記載に大きな問題があるなどの場合
    その日は受理してもらえず、出直しになる可能性があります。 何時間も待った末にこうなることもありますので、書類の準備は事前に十分確認した上で臨んでください。

STEP 3:申請受付票を受け取る

問題なく受理されると、窓口の職員から「申請受付票」が渡されます。これは審査状況の問い合わせや、後日手続きを行う際に必要になる大切な書類です。許可が出るまで必ず手元に保管してください。

審査期間中に知っておくべきこと

無事申請が受理されると審査が行われます。ここでは審査期間中に知っておくべきことをいくつかご紹介します。

審査期間の目安

書類を提出してから結果が出るまでの審査期間は、在留資格の種類・申請内容・時期によって異なります。出入国在留管理庁が公表しているデータによると、「日本人の配偶者等」の認定申請における平均処理日数は約72日(2025年実績)とされていますが、東京入管など都市部では申請数が多く、3〜4か月かかるケースも珍しくありません。変更申請は比較的早く、平均30〜50日程度が目安です。

また、審査期間が長いからといって、不許可の可能性が高いというわけではありません。申請数が多い時期や内容が複雑な場合は単純に時間がかかるだけですので、結果が届くまで落ち着いて待ちましょう。

参考:出入国在留管理庁「在留審査処理期間」

【重要】追加資料の提出を求められた場合

審査中に、入管から追加資料の提出を求められる場合があります。これを「追加資料の依頼(資料提出通知)」と呼びます。

ただし追加資料を求められたからといって不許可の可能性が高いというわけではありません。 むしろ、入管が審査を進める中で「この点をもう少し確認したい」と感じているサインであり、許可に向けて審査が動いている証拠とも言えます。

たとえば「収入を確認するために、直近の給与明細を追加で提出してください」「交際の実態を確認するために、LINEのやり取りの記録を提出してください」といったケースがあげられます。

重要なのは、必ず期限内に追加資料を提出することです。 追加資料の依頼を無視したり、期限を過ぎてしまった場合は、それだけで不許可になる可能性が高まります。追加資料の依頼が届いたら、速やかに必要書類を集めて提出してください。

結果の受け取り方

結果の受け取り方は認定申請と変更申請で異なります。

パターンA:認定申請(海外から呼び寄せる場合)

  • 許可の場合:入管からご自宅に「在留資格認定証明書」が郵送されます。オンライン申請の場合はメールで電子交付されます。この証明書を海外に住む外国人配偶者に送付(電子交付の場合はメール転送でOK)してください。

外国人配偶者は現地の日本国大使館または領事館でこの証明書を提出し、ビザ(査証)の発給を受けます。ビザ発給後に来日できます。

  • 不許可の場合:不許可の旨が郵便で通知されます。その後の対応については後述します。

パターンB:変更申請(国内でビザを切り替える場合)

  • 許可の場合:窓口申請であれば、結果通知のハガキが自宅に届きます。オンライン申請の場合はメールで通知されます。

ハガキが届いたら、ハガキに記載された必要書類を持って入管の窓口へ行き、「日本人の配偶者等」と記載された新しい在留カードを受け取ります。

  • 不許可の場合:不許可の旨がハガキで通知されます。その後の対応については後述します。

不許可になってしまった場合の対応

配偶者ビザの申請は、残念ながら必ずしも全員が許可を受けられるわけではありません。不許可になった場合でも、適切に対処すれば再申請で許可を得られるケースは多くあります。

STEP 1:必ず入管に行って不許可理由を確認する

不許可の通知が届いたら、必ず入管の窓口へ出向いて不許可理由を直接確認してください。 入管の担当者が「どの点が不十分だったか」を説明してくれます。この理由を正確に把握することが、再申請成功への第一歩です。

STEP 2:不許可理由をリカバリーした上で再申請する

不許可理由が分かったら、その問題点を解決した上で再申請を行います。たとえば「収入の証明が不十分」が理由であれば追加の資産証明を用意する、「交際の信憑性に疑念がある」が理由であれば交際経緯の説明書をより詳細に作成するなどの対応が必要です。

ただし、不許可になった理由を正確に把握し、個人で適切に対処するのは容易ではありません。 特に、不許可理由が複数ある場合や再申請を急いでいるような場合は、速やかに専門家に相談することをおすすめします。

まとめ|不安があれば専門家への相談が確実です

申請当日から結果受け取りまでの流れをまとめます。

  1. 申請当日:管轄入管を確認し、時間に余裕を持って窓口へ。書類を提出して申請受付票を受け取る。
  2. 審査期間中:認定申請で平均約72日、変更申請で平均30〜50日が目安。追加資料の依頼が来た場合は必ず期限内に対応する。
  3. 結果の受け取り:認定申請は在留資格認定証明書が郵送→配偶者に送付→大使館でビザ申請→来日。変更申請はハガキが届いたら入管で新しい在留カードを受け取る。
  4. 不許可の場合:必ず入管で不許可理由を確認し、問題点を解消した上で再申請する。

書類の準備から申請当日まで、すべての工程を個人で進めること自体は不可能ではありません。しかし、少しでも「自分のケースは複雑かもしれない」「不許可になったらどうしよう」と感じている方は、あらかじめ専門家に相談した方が結果として確実で早い解決につながります。

さむらい行政書士法人では、配偶者ビザ申請をサポートしています。「書類は揃ったが申請の進め方が分からない」「一度不許可になってしまった」という方も、まずはお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。これまで多数の申請をサポートしてきた経験をもとに、許可取得まで丁寧にサポートします。

執筆者:さむらい行政書士法人

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